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カブクラフターズ XCub

Cub Crafters XCub MSFSのコンテンツ

Microsoft Flight Simulator(MSFS)に収録されているデフォルト機“カブクラフターズ XCub”についてレビューしていきます。

Table of Contents

カブクラフターズ XCub

カブクラフターズはアメリカのワシントン州、ヤキマに本拠地を置く航空会社で、1980年に設立されました。

この会社は当初、既に市場に流通していたパイパーPA-18スーパーカブという飛行機のスペアパーツと、スーパーカブ改造機のための補足の型式証明を取得することを目的に設立されたそうです。

2004年には自社製の新型機CC18-180トップカブがアメリカ連邦航空局(FAA)の型式認定を受け、2017年からは本格的に航空機の生産を開始。

トップカブの派生機種として開発されたCC19-180というのが、MSFSに収録されているXCubの正式な型式となります。

XCubは、ベースとなっているPA-18スーパーカブの設計をほぼ引き継いでいるため、シンプルで頑丈な構造となっているのが特徴。

そのうえ大径の低圧タイヤを装備しているため、未舗装の滑走路でも問題なく離着陸することが出来ます。

さらに、低速での安定性が良く、短距離離陸性能(STOL性能)も非常に高いため、数百メートル程度の直線があればどんな場所でも離着陸が可能。

このため、極地や辺境に住む人たちの生活インフラを支えるプッシュパイロットの頼れる相棒として活躍しているようです。

ちなみに日本国内でも1機が登録されているようです。

MSFSでのXCubのスペック

  • エンジン:ピストンエンジン×1
  • 全長:20 ft(≒6.1m)
  • 全幅:34.30 ft(≒10.45m)
  • 空虚重量: 1,216 lb (≒552 kg)
  • 最大重量:2,300 lb (≒1,043 kg)
  • 燃料搭載量:46 gal (≒174 ℓ)
  • 航続可能距離:695 NM(≒1,287㎞)
  • 最高高度:14,000 ft(≒4,267 m)
  • 巡航速度:126 KTAS(≒233 km/h)

XCubが収録されているエディション

XCubは

に収録されている機体です。

機体のレビュー

外観

MSFSの他のデフォルト機と同じく、細部まで正確にモデリングされています。

Cub Crafters XCub

シンプルなデザインで頑丈そうですよね。

特徴の一つである大径の低圧タイヤが目立ちます。

コクピット

外見はクラシカルな雰囲気のXCubですが、コクピットはガーミンのグラスコクピットシステムを搭載した現代的な雰囲気です。

スティックタイプの操縦桿があるため、なんとなく最新鋭のジェット戦闘機のコクピットに見えないこともない?

フライト

タキシング

エンジンが意外と強力なため、停止している状態から少しスロットルを開けてやると、機体がすぐに前進を始めます。

このままスロットルを開けていると、機体がどんどん加速してコンロトールが効かなくなるので、前進し始めたらすぐにスロットルをアイドルへ。

それでもまだじわじわと加速していくので、フットブレーキでスピードを調整していきます。

ステアリング性能に関しては、トレッド幅(左右のメインギア間の幅)がそれほど広くないことから、旋回性は良好で思いのほか小回りが効きます。

これだけ聞くとかなり扱いやすい機体に見えるかもしれませんが…。

タキシング中は前が見えない

尾輪式の機体なので地上滑走中は前がほとんど見えません…。

カメラの位置を変更すれば多少はマシになりますが↓

タキシングの時はカメラの位置を変更する

機体の直前は相変わらず見えませんね…。

XCubに限った話ではないんですが、このような尾輪式の機体の場合は、適時蛇行して前方を確認しながらタキシングをするんだそうです。

離陸

今回はフラップフルアップの形態で離陸しています。

離陸のためにスロットルを全開にすると、強烈なカウンタートルクが発生するので、ラダーペダルを押し込んで修正。

20ノット前後で尾輪が浮き上がります。

PDFのスピードテープにVRの表示が無いため、正確な機首上げ速度が分かりませんが…。

感覚的には50ノット前後といったところでしょうか?

軽く操縦桿を手前に引いてやると、スムーズに機体が上昇していきます。

上昇

初期上昇ではピッチ角が7°前後をキープ。

この姿勢で速度95ノット前後を保つと、最も効率よく上昇できるようです。

運動性能

最高速度

高度1,000ftで水平直線飛行の状態での最高速度は122ノット。

PFDのスピードテープに設定されている制限速度は

  • 最大操縦操作速度(Vo):116ノット
  • 超過禁止速度(VNE):147ノット

となっていますが、水平直線飛行ではVNEを超えることはできないようです。

ロール制御

横方向の入力に対するレスポンスが良いので、操縦桿を左右に振ると機敏に反応してくれます。

この性質からすると左右方向の安定性が悪いように思えますが、一旦バンク角を決めてしまえば一定の角度をキープしたままで飛んでくれるので、旋回中はロール方向の修正操作はほぼ不要です。

ピッチ制御

ロール方向の安定性は高いものの、ピッチ方向の安定性はいまいちな感じ。

この成果ピッチトリムの調整が難しく、ほんの少し操作量が大きくなっただけでも機体が乱高下してしまいます。

綺麗に水平直線飛行するためには、まずは大雑把にピッチトリムを合わせ、細かい調整は操縦桿で行うような感じです。

安定性が低い分機動性が高くなっているため、入力に対するレスポンスが鋭くなるのは良いんですが、この機体にそこまでの機動性は求めてませんからねぇ…。

アクロバット性能

本格的なアクロバット機ではないので、XCubでアクロバット飛行するのは難しいです。

一応ループらしきものはできますが、エンジン出力が弱いので背面になったあたりで完全に失速し、そこからスピンしてしまいます。

ループの頂点で失速する

ロールも一応できますが、ロール中は常にプラス方向のGが機体にかかるようにしましょう。

マイナスGの状態が1秒以上続くと、エンジンに燃料が供給されなくなるようで、エンジンの回転が低下してエンストするようです。

失速性能

飛行中にエンジンの出力を絞り、どこまで減速すると失速するのかを調べてみました。

XCubのフラップポジションごとに調べてみたんですが、結果的にはフラップポジションに関係なく、失速速度は一律で32ノットでした。

失速テスト

着陸

着陸のためのアプローチ速度(Vat)は、一般的に着陸形態での失速速度(VSO)に1.3を掛けた値になります。

XCubのフラップフルダウンの状態での失速速度は32ノットだったので、Vatは約42ノットです。

着陸

とはいえ、この低速を維持するのもなかなか大変なんですよね…。

結局のところ、60ノット前後で降下し、滑走路端のスレッショルド上空で50ノット程度でアプローチしましたが、これくらいの方が着陸しやすいかもしれません。

ただし、50ノットで接地すると機体がバウンドするので、接地する直前に完全に失速するまで減速するのが、綺麗に着陸するためのコツです。

着陸したらブレーキを掛けますが、尾輪式の機体はブレーキペダルを急に踏み込むと、機体が前転してしまうので、優しくブレーキペダルを操作しましょう!

まとめ

極地や僻地にある未整備の飛行場に人や物資を搬送するブッシュパイロットの頼れる相棒となるXCub。

尾輪式の機体なので地上滑走や着陸にコツがあり、慣れるまではなかなか上手く飛ばすことが出来ませんが、飛び上がってしまえば扱いやすい機体なので、プレイヤーのスキルに関係なく、誰でも簡単にフライトを楽しむことが出来ます。

そして、離着陸のコツさえつかめば未整備の飛行場だけでなく、ちょっと開けた場所にも離着陸できるようになるのが面白いところ。

MSFSの世界を隅々まで探検するにはうってつけの機体です。

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