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セスナ172(G1000搭載モデル)

セスナ 172 (G1000搭載モデル) MSFSのコンテンツ

“セスナ172”は、セスナ・エアクラフト・カンパニーが開発し、現在はテキストロン・アビエーションが販売する、単発レシプロ機。

セスナというとほとんどの人がこの機体か、セスナ152を思い浮かべるのではないでしょうか?

Microsoft Flight Simulator(MSFS)には、様々なタイプのセスナ172が収録されていますが、今回はガーミンのG1000グラスコクピットシステムを搭載したモデルをレビューしていきます。

Table of Contents

“セスナ172”の実機について

セスナ172は、セスナ・エアクラフト・カンパニーが1950年代に開発したレシプロ機。

同社の開発したモデル170をベースに

  • ランディングギア(降着装置)を尾輪式から前輪式へ
  • 主翼の外板を布製から金属製にへ
  • 垂直尾翼の形状を楕円型から矩形へ

変更したものになります。

高翼式で安定性が高いことから、フライトスクールで練習機として採用されるケースが多い他、航空測量や遊覧飛行といった事業用、あるいは個人所有の自家用機として使用される機種で、日本国内でも比較的目にする機会が多い機種かもしれませんね。

フライトシムとセスナ172

軍用機の操縦がメインとなるフライトシムではまず見かけることはありませんが、民間機にフォーカスフライトシムならまず間違いなく収録されている定番の機種です。

安定性が高く操縦しやすいという機体特性から、チュートリアルでの使用機材として設定されることが多いです。

どのフライトシムでも収録されている定番の機体なので、フライトシム自体の物理エンジンのリアリティの検証や比較をする際のテスト機材にすることもできます。

“セスナ172”が収録されているエディション

MSFSでは色々なタイプのセスナ172が収録されています。

今回レビューするのは、ガーミンG1000グラスコクピットシステムを搭載したタイプの機体ですが、このタイプは

のすべてのエディションに収録されています。

“セスナ172”を使用するアクティビティ

MSFSのアクティビティでは

  • 飛行訓練(IFR航法のみ)
  • 着陸チャレンジ

でセスナ172を使用します。

機体のレビュー

外観

MSFSのデフォルト機なので、細部まで正確にモデリングされています。

ちなみにMSFSの前作、FSXに収録されていたモデルはこんな感じ↓

FSXのモデルは車輪に被せるスパッツが無いため、セスナ152に見えなくもないですが、一応セスナ172SPというモデルです。

3Dモデルがより滑らかになり、テクスチャの質感が非常によくなっていて、この十数年の進化がよくわかります!

コクピット

もちろんコクピットのモデリングも良く出来ています。

前述のとおり、この機体はガーミンのG1000グラスコクピットシステムを搭載したモデルなので、一般的にイメージする小型機のコクピットのようなアナログの計器はバックアップ用の必要最小限の物しか搭載されておらず、スッキリとした視認性の高いコクピットになっています。

2つあるディスプレイは、左側が飛行姿勢や高度、速度などを表示するプライマリ・フライト・ディスプレイ(PFD)、右側がGPSマップを表示するナビゲーション・ディスプレイ(ND)。

実機は左右のディスプレイの表示を入れ替えることが出来るとどこかで聞いたことがありますが、MSFSのG1000にはそういった機能は実装されていません。

そういった点も含めてデフォルトの状態ではG1000の再現度がイマイチなんですよねぇ…。

よりリアルな機能を持たせるためには、Fligtsim.toなどで無償公開されているMODを導入する必要があります。

フライト

エンジンスタート

ショートカットキーの“Ctrl”+“E”キーを押すことでエンジンスタートすることが出来ますが、リアルな手順に拘りたい方は、チェックリストを参照しながらエンジンスタート手順を流してみましょう。

チェックリストに記載されるエンジンスタート手順が長いので面倒だという方向けの簡易的な手順は…

1.バッテリースイッチ:『ON』
2.オルタネータスイッチ:『ON』
3.スタンバイバッテリースイッチ:『ARM』

4.アビオニクス・バス:BUS1&2『ON』

5.ND右側のパネルにある“ENT”ボタン:PUSH

6.燃料タンクセレクターバルブ:『LEFT』 or 『RIGHT』 or 『BOTH』

7.燃料シャットオフバルブ:『OPEN』(※押し込むとOPEN)

8.ミクスチャーレバー:『Full rich』(※一番奥に押し込む)

9.スロットルレバー:『IDLE』(※一番手前に引っ張る)

10.マグネトースイッチ:『START』

とりあえずこれで最低限の準備は完了。

パーキングブレーキをリリースしてスロットルを開けてやれば、機体は前に進み始めます。

タキシング

小型の機体なのでタキシング時の取り回しが非常に楽です。

実機はどうなってるのか知りませんが、MSFSの場合はラダーペダルを軽く押し込むだけで左右に軽々とカーブすることが出来ます。

もちろん左右のフットブレーキを別々に踏みこんでもカーブできます。

ただ、ブレーキの効きが強すぎるところがあるので、ほんの少し踏み込んだだけでも機体がピッチングしてしまいますね…。

ブレーキの感度調整をした方が操作しやすくなるかもしれません。

離陸

滑走路上でスロットルを全開にしてほったらかしておけば勝手に機体が浮き上がってくれますが…。

実機のPOHを参考に解説すると、機首上げ速度(Vr)は50ノットとなっています。

今回はフラップを10°にセットしましたが、乗客や貨物を搭載せず、燃料が50%前後という状態であれば、フラップを出さなくても軽々と離陸してくれるようです。

上昇

セスナ172は固定脚を装備しているので、車輪を格納する必要はありません。

高度300ftあたりで展開していたフラップを格納。

100ノット前後が最良上昇速度になっているようなので、この速度を維持したまま目標の高度まで上昇していきます。

MSFSでは、上昇中に操縦桿から手を離すと、勝手にピッチが上がり続けて最終的に失速してしまうという機種もありますが、セスナ172にはそういった癖が無いので、離陸直後の上昇中は操縦桿を軽く手前に引き続けてピッチ角を一定に維持してやる必要があります。

運動性能

基本的な部分は同じセスナ社製の単発レシプロ機、セスナ152とほぼ同じようですが、全体的に見るとほんの少しだけセスナ172の方が安定性が高くなっているような?

また、安定性が高くなっているためか、レスポンスも若干低下しているような気がします。

ロール制御

セスナ152よりも若干重量があり、機体の安定性が高いめか、レスポンスがほんの少しだけ鈍いような気がしますが、変な癖もなく入力に対して素直に反応してくれるのでロールしやすいです。

セスナ152ではバレルロールが出来ましたが、セスナ172の場合は機体の問題からか、背面飛行になると機体に負荷がかかってクラッシュしてしまいました…。

ピッチ制御

こちらもロールと同様で、セスナ152と比較するとレスポンスが少し鈍いような?

といっても、通常の飛行で気になる程の鈍さではありませんけどね。

むしろ程よく鈍くなっているので、セスナ152よりも操縦がしやすいのではないでしょうか?

着陸

セスナ172の着陸時の速度は

  • フラップ展開速度(Vfe):110ノット
  • アプローチ速度(Vapp):55~65ノット
  • 失速速度(Vs0):35ノット(※フラップ展開時)

60ノット前後をキープしながら降下して滑走路に接近していくと、スムーズに着陸することが出来るはずです。

まとめ

飛行機に詳しくない一般の人でも、セスナ機小型機と言われれば真っ先にこの機体の形が思い浮かぶほどにポピュラーなセスナ172。

安定性が高く、妙な癖もないことからフライトスクールの練習機として採用されることが多く、フライトシムのチュートリアルでも使用されることが多い機種です。

MSFSでも安定性の高さと素直な操縦性が再現されているので、飛行機の操縦方法を覚えるために最適な、まさに初心者向けの機体になっています。

グラスコクピットシステムを搭載しているので、エアバスやボーイングの旅客機に挑戦する前に、まずはこの機体で計器の読み方を覚え、基礎的な操縦技術を身に付けるというのもいいでしょうね。

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