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ボーイング747‐8i

ボーイング747-8i MSFSのコンテンツ

“ボーイング747‐8i”は、アメリカの大手航空機メーカーボーイングの開発・販売する、ワイドボディのジェット旅客機。

ジャンボジェットという愛称で親しまれ、大型のジェット旅客機の代名詞ともいえる“ボーイング747”シリーズの最新モデルです。

Table of Contents

“ボーイング747‐8i”の実機について

ボーイング747‐8iは、1960年代にボーイングが開発したボーイング747シリーズの最終モデル。

同社の開発した“747-400”をベースに

  • 胴体の延長(5.7m)
  • 主翼の設計変更
  • 翼端の改良(ウィングレットをレイクド・ウィングチップに)
  • フライ・バイ・ワイヤーの部分的な導入(ロール、ヨー制御のみ)
  • エンジンの換装(CF6⇒GEnx)

といった改良が施され、これによって燃費の向上して結果的に航続距離が増加している他、騒音が減少して乗り入れ可能な空港が増えているようです。

航空会社にしてみれば、従来よりも安い運航コストで大量の乗客を運ぶことが出来る魅力的な機材となるはずだったんですが…。

残念ながら747サイズの大型旅客機の需要はそれほど多くはなく、販売は振るわなかったようで、一部のエアラインが-400の後継機として導入したくらいで、それほど売れているわけでもないようです。

フライトシムと747

エアラインでの人気はいまいちですが、飛行機好きには人気の機種なので、フライトシムのデフォルト機として収録されることが多く、“Microsoft Flight Simulator”シリーズには-400が収録されていましたし、アドオンの機体としても有償・無償問わずに多数のモデルがリリースされています。

もちろんMicrosoft Flight Simulatorシリーズ以外のフライトシムでも747が収録されていますし、中には747だけに特化したフライトシムなんてものもあったりします↓

“ボーイング747-8i”が収録されているエディション

747-8iは

のすべてのエディションに収録されています。

“ボーイング747-8i”が登場するアクティビティ

飛行機好きには人気のある747シリーズですが、MSFSで747-8iを使用するアクティビティは“着陸チャレンジ”のいくつかのシナリオがあるだけです。

機体のレビュー

外観

MSFSのデフォルト機なので、細部まで正確にモデリングされています。

747外観

空港に飛行機を見物に行っても飛行機を間近に見ることはできませんが、MSFSでドローンモードを使えば↓

747足回り

パイロットや整備員、グランドスタッフでもなければ見ることのできない足回りの構造を観察することもできます。

足回りの構造が無駄に細かく作りこまれているのがなんとも言えませんね!

747メインギア

よく見てみると、ブレーキ用の油圧配管や、センサー用の電気配線、それらの配管や配線を束ねるためのクランプまで作りこまれています。

こんなところまで見る人がどれほどいるかは分かりませんが、見られてもいいようにきっちり作りこまれているというのが凄いですよね!

これがアドオンだったなら、1つのモデルで1万円前後くらいは出さないといけないクオリティーですよ…。

コクピット

外観と同様にコクピットのモデリングも素晴らしいんですが↓

747のコクピット

残念ながらコクピットにあるスイッチ類はほとんどが使用不能(INOP)になっています。

まともに操作できるのは

  • ライト関係
  • 燃料システム
  • 電源システム
  • オートパイロットのモードコントロールパネル(MCP)
  • 飛行管理システムの入力装置(CDU)
  • スロットル周り
  • 無線機

くらいですが、これらもすべての機能が使えるわけではなく、ごく一部の機能が制限された状態で使用可能といった感じ。

それでもMSFSの前作、Microsoft Flight Simulator Xに収録されていたモデルと比較すれば、操作可能な範囲はかなり広がっているので、リアリティはだいぶ向上してるんですけどね。

さらに現実的なコクピットに近づけたいという方は、ユーザー有志が開発するフリーウェアのMODを導入してみましょう。

MODを導入するとオートパイロット関連のシステムが拡張されて、より現実的なフライトが可能になります。

フライト

エンジンスタート

ショートカットキーの“Ctrl”+“E”キーを押すことでエンジンスタートすることが出来ますが、リアルな手順に拘りたい方は、チェックリストを参照しながらエンジンスタート手順を流してみましょう。

チェックリストに記載されるエンジンスタート手順が長いので面倒だという方は…

1.バッテリースイッチ:『ON』
2.スタンバイパワー(STBY PWR)スイッチ:『AUTO』
3.APUスイッチ:『START』

APUスタート

APUは起動するのに1~2分かかります。

APUが起動すると“APU GEN”スイッチに『AVAIL』という表示が出るので、APUに搭載された発電機を起動して機体電源を確保します。

4.APU GENスイッチ:1&2『ON』

機体電源が確保出来たら、エンジンスタートに必要な圧縮空気をAPUから導入するために、『APU BLEED』バルブが開いていることを確認。

5.APU BLEED:『ON』

APU BLEEDが開いていることを確認したら、エンジンに燃料を供給するための燃料ポンプを起動して。

6.燃料ポンプ:『ON』

燃料ポンプ

エンジンのスタートスイッチを引っ張って、スターターを起動。

通常は最も右側に搭載されている4番エンジンからスタートします。

7.エンジンスタートスイッチ:Pull

スターター起動中に、対応するエンジンのスロットルレバーのすぐ後ろにある燃料制御スイッチをRUNポジションにすれば、エンジンがスタートします。

8.燃料制御スイッチ:『RUN』

4番以降のエンジンスタートは、手順の7と8を繰り返すだけです。

かなりいい加減な手順ですが、一応これで離陸準備は完了!

正確にはAPUスタート直後に慣性基準航法装置のアラインや、飛行管理システムの設定などが必要ですが、最低限エンジンさえスタートすることが出来れば、マニュアル操作でのフライトは可能です。

より詳細な手順が気になる方は、こんな本を参考にしてみてはいかがでしょうか↓

この本は747-8iのマニュアルではありませんが、開発元となった-400について記載されているので、参考になるかと思います。

タキシング

エンジンスタートしたら、離陸のために滑走路までタキシングしていきます。

747はMSFSに収録されているデフォルトの機体の中で最も重く大きい機体なので、多少エンジンをふかしたくらいでは動き出すことはありませんね…。

すべてのエンジンを80%くらいまで加速させるとようやく動き出します。

一旦動き出すと今度はなかなか止まりませんし、誘導路のカーブを曲がるのも一苦労…。

ラダーペダルを押し込んだくらいではどうにもならないので、ブレーキペダルも併用し、それでも足りなければカーブの外側のエンジンの出力を上げて、力技で曲がる必要があったりします。

離陸

乗客や貨物、燃料の搭載量、さらにフラップのポジションによって離陸速度は変わりますが…。

デフォルトの状態である

  • 乗客:0人
  • 貨物:0LBS
  • 燃料:50%

状態で、フラップポジションを“5°”にすると、離陸時のVspeedは

  • V1:174ノット
  • VR:186ノット
  • V2:208ノット

となります。

上昇

機体が地上を離れたら、速やかに車輪を格納。

強力なエンジンが4発も装備されているので、ぼんやりしているとあっという間にフラップ展開時の制限速度を超えてしまいます。

高度300feetあたりでフラップを格納してしまいましょう。

重く大きな機体のはずですが、機体が浮き上がると同時にピッチが上がり、操縦桿を引かなくてもグイグイと上昇していきます。

むしろ上昇中に操縦桿を押してやらないと、ピッチが上がりすぎて失速してしまうくらいですね…。

ある程度の高度まで到達したら操縦桿を押し込んで上昇率を抑えておかないと、簡単に指定高度を超過してしまいます。

運動性能

運動性能に関しては見た目通りで鈍重ですが、逆にいえばそれだけ安定性の高い機体ということでもあります。

ロール制御

747-8iにはフライ・バイ・ワイヤーが搭載されていますが、エアバス機のように「操縦を積極的に補助して姿勢を維持しやすくしている」というわけではありません。

ボーイングのフライ・バイ・ワイヤーの制御ロジックは、通常の動作ではパイロットの操縦に介入することは無く、危険な飛行領域に入ってしまわないようにリミッターを掛けるというもの。

このため、通常の飛行姿勢では、フライ・バイ・ワイヤーによる操縦のアシストは全く行われません。

旋回のためにバンクを取る場合、エアバス機ならパイロットが狙った角度をキープし続けてくれますが、ボーイング機の場合はパイロットの操作でバンク角を修正し続ける必要があります。

もちろんフライ・バイ・ワイヤーが積極的に操縦に介入してくれるエアバス機の方が簡単に旋回ができますが、こうして遊びで飛ばすならボーイング機の方が面白いですね!

ピッチ制御

きっちりとピッチトリムを取れていないからということもあるんでしょうが、ピッチ方向の制御はかなり不安定で難しいという印象がありますね…。

一定の速度で水平飛行しようにも、ピッチ角が安定せずに機体が乱高下しやすい感じ…。

そもそもこのタイプの機体はオートパイロットを駆使して飛ばすもの。

マニュアルで長時間飛ばす飛行機ではないので、手動操作で高度を一定に保つのが難しいのは当たり前なのかもしれません…。

着陸

機体重量やフラップの展開量、風向き、風速によって値が変わっていますが、実機の着陸速度(VREF)は140~160ノット。

無風で空荷、燃料搭載量が50%の状態なら

  • フラップ25°:163ノット
  • フラップ30°:159ノット

がアプローチ速度(Vapp)として設定されます。

オートスロットルをONにしておけば設定速度を自動でキープしてくれますが、オートスロットル単体で使用する場合は、フラップを展開するたびに設定速度を変更してやる必要があります。

空港側の地上施設にローカライザーがあれば自動着陸もできますが、設定がなかなか面倒なうえに、確実に作動する保証が無いのであまりお勧めはできません。

まとめ

ボーイング747-8iは、ボーイングの開発・販売するワイドボディのジェット旅客機。

“ジャンボジェット”と言われるとほとんどの人がこの機体を思い浮かべるほど、知名度が高い機体です。

フライトシムの世界でも人気の機体で、様々なタイトルにデフォルトで収録されることが多く、アドオンとしても多数のモデルがリリースされています。

747-8iに限った話ではありませんが、MSFSに収録されている機体はモデリングこそ精密ですが、アビオニクス系のシステムの再現度はいまいち…。

とはいえ、限定的ながら飛行管理システムの機能が実装されているので、細かく飛行ルートの設定ができるようになっていますし、エンジンスタートの手順は実機とほぼ同じになっているので、FSXのモデルに比べれば飛躍的にシステムの再現度は向上しています。

飛行特性の再現度がどれ程のものなのかは分かりませんが、デフォルトで収録されている機体の中では、最も操縦が難しい機体になるのではないでしょうか?

機体の安定性が高いので一度飛び上がってしまえばそうそう簡単に墜落させることもありませんが、機体が大きく重いので、方位や高度を変えるのも簡単ではありません。

微妙で細かい針路や高度、沈下率の調整も出来ないことはありませんが、かなり難しいです。

こうして書いてみるとあまり良い所が無いように見えるかもしれませんが、そういう難しい機体だからこそ上手く飛ばせた時の達成感には格別のものがあります。

たとえ羽田から成田までの短距離であったとしても、スムーズに1フライトできるようになると途端にこの機体の操縦が好きになってくるから不思議なものです。

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