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エアバスA320neo

Airbus A320 MSFSのコンテンツ

“エアバスA320neo”はヨーロッパの多国籍企業、エアバスの開発・販売するナローボディの双発ジェット旅客機。

世界中の航空会社で使用されるベストセラーで、日本国内の空港でも比較的目にする機会の多い機種です。

Table of Contents

“エアバスA320neo”の実機について

エアバスA320neoは、エアバス社が販売するエアバスA320ファミリーの最新シリーズとなるモデルで、初飛行は2014年。

従来のA320からの変更点は、より効率的で低燃費のものに換装されたエンジンで、この点を区別するためにエンジン変更後のモデルを“neo(New Engine Opution)”変更前のモデルを“ceo(Current Engine Option)”としています。

フライトシムとA320

A320シリーズはフライトシムのデフォルト機として収録されることが多く、アドオンの機体としても有償・無償問わずに多数リリースされている人気の機種。

MSFSの前作であるFlight Simulator X(FSX)にも、長胴型のA321がデフォルトで収録されていましたが↓

FSXに収録されていたA321

これ以外にもデフォルト機をベースにアビオニクスを改善した無料のアドオンや、ゼロベースで新規開発したプロユースのシミュレーターレベルの有料アドオンなどが、数百種類はリリースされているようです。

A320neoが収録されているエディション

A320neoは

のすべてのエディションに収録されています。

A320neoが登場するアクティビティ

A320neoを使用するアクティビティには

  • 飛行訓練(旅客機訓練)
  • 着陸チャレンジ

があります。

機体のレビュー

外観

MSFSのデフォルト機は、いずれも細部まで正確にモデリングされています。

Airbus A320

FSXに収録されていたA321と比較すると格段にリアルになっています。

FSXに収録されていたA321

外部から見ることのできる細かい部品、例えば機種の側面に取り付けられているピトー管や↓

翼端に取り付けられた放電索(スタティックディスチャージャー)↓

といったものまで作りこまれています。

フライトシムというと飛行機を飛ばすことがメインになりがちですが、こうしてドローンモードで機体の細部を観察してみるのもなかなか面白いですよ!

コクピット

機体外観のディテールも素晴らしいですが、コクピットの作りこみもなかなかのもの。

昔A320のプロユースのシミュレーターを体験したことがありますが、A320neoのコクピットはプロ向けシミュレーターと全く計器やスイッチが配置されています↓

FSXのA321のコクピットと比較するとビジュアルが大幅に改善されているのが分かりやすいかと思います↓

実機のコクピットと見紛う程にリアルな見た目ですが、残念ながら操作可能な機器はごく一部で、ほとんどは飾り…。

とはいえ、オートパイロット関連の機器は機能が一部省略されてはいるものの、プレイヤーが操作して色々と設定することができますし、操作手順もほぼほぼ実機と同じになっているので、FSXに比べればかなりリアルになっています。

フライト

エンジンスタート

ショートカットキーの“Ctrl”+“E”キーを押すことでエンジンスタートすることが出来ますが、リアルな手順に拘りたい方は、チェックリストを参照しながらエンジンスタート手順を流してみましょう。

チェックリストに記載されるエンジンスタート手順が長いので面倒だという方は…

1.バッテリースイッチ:“1”&“2”『ON』
2.APUマスタースイッチ:『ON』
3.APUスタートスイッチ:PUSH

A320のエンジンスタート手順

4.燃料ポンプスイッチ:『ON』
5.APUブリードバルブ:『ON』

A320のエンジンスタート手順

6.エンジンモードセレクタ:『IGN START』
7.左または右のエンジンスイッチ:『ON』

A320のエンジンスタート手順

という手順でもエンジンをかけることが出来ます。

ちなみに、実機のパイロット向けのテキストが市販されていたりしますので↓

これを参考にするとより現実的なフライトを楽しむことが出来るかもしれません。

タキシング

MSFSに収録されているデフォルトの機体の中では割と大きな機体ですが、意外なことに地上をタキシングしているときは小回りが利きます。

旅客機のステアリングというと、コクピットにあるチラーハンドルを操作するのが相場ですが、残念ながらMSFSの場合はチラーハンドルが使えません。

ラダーペダルとステアリングが連動しているので、地上滑走中はラダーで進路をコントロールします。

離陸

乗客や貨物、燃料の搭載量、さらにフラップのポジションによって離陸速度が変わりますが…。

デフォルトの状態である

  • 乗客:0人
  • 貨物:0LBS
  • 燃料:50%

状態で、フラップポジションを“1”にすると、離陸時のVspeedは

  • V1:146ノット
  • VR:152ノット
  • V2:157ノット

となります。

上昇

機体が地上を離れたら、速やかに車輪を格納。

高度300feetあたりでフラップも格納して、スロットルを“CL”ポジションにして↓

A320のスロットル

オートスロットルのモードを離陸モードから上昇・巡航モードに切り替えます。

モードを切り替えないと離陸推力のまま上昇してしまうんですが、離陸推力では出力が強すぎるため、あっという間にオーバースピードとなり、機体がクラッシュしてしまいますからね。

CLモードにするとフライトコンピューターが計算した最適な速度で飛行できるように、自動でスロットルを制御してくれるので、パイロットはスロットル操作を一切気にすることなく、操縦に専念することが出来ます。

運動性能

さすがにジェット旅客機では小型機や戦闘機のようなアクロバティックな動きはできませんが、機体のデザインやサイズに見合わず意外とクイックに動いてくれるのがA320neoの面白いところ。

ロール制御

普通の飛行機の場合、旋回するためには機体を傾ける(ロールする)必要があるわけですが、旋回中はロール角を維持するために操縦桿に力を加え続ける必要があります。

エアバス機の旋回にはコツがいる?

一方、A320の場合は機体の直接的な制御をコンピューターが担当しているので、パイロットが所定のロール角になるように操縦桿を操作すると、コンピューターはそれを維持するように機体を制御してくれるため、一度ロール角を決めてしまえば、パイロットが操縦桿から手を放してもロール角を維持したまま飛んでくれます。

イメージとしては操縦桿ではなく、エルロントリムを調整しながら操縦している感じです。

エルロントリムの操作と言ってはいますが、入力に対するレスポンスはかなりクイックで、デフォルトで収録されているビジネスジェットのセスナサイテーションやサイテーションロンディテュード並みに軽々とロールしてくれます。

ピッチ制御

ロール制御と同じく、ピッチ制御もコンピューターが介在しているため、他の飛行機とは操縦方法が微妙に異なります。

飛行機を上昇させる場合、一般的には機体が所望の高度に到達するまで操縦桿を引き続ける必要があります。

ところがA320の場合は、希望する上昇率になるように操縦桿を手前に引けば、コンピューターがその上昇率をキープするように機体を制御してくれるので、パイロットが操縦桿から手を放しても勝手に上昇していってくれます。

飛行中は操縦桿の前後方向の運動に連動してピッチトリムホイールが回転するのを見ることが出来ますが、このことからわかるように、A320のピッチ方向の動きはパイロットの操縦桿への入力ではなく、フライトコンピューターのピッチトリムによって制御されています。

ピッチ方向の動きはロールに比べて緩慢な感じがしますが、他の旅客機に比べれば敏感で、微調整もそれほど難しくはありません。

着陸

機体重量やフラップの展開量、風向き、風速によって値が変わっていますが、実機の着陸速度(VREF)は120~140ノット。

無風で空荷、燃料搭載量が50%の状態なら

  • フラップポジション:3
  • 速度:130ノット前後

あたりでアプローチすると着陸しやすいかもしれません?

オートスロットルを使用すれば、フラップの展開に合わせて速度を制御してくれるので、面倒なスロットル操作が不要になり、アプローチがやりやすくなります。

ちなみに、オートパイロットに飛行ルートや着陸滑走路、使用するILSの周波数などを入力しておけば自動着陸もできるようですが、マニアックにA320を極めている人や本職のエアラインパイロットに言わせると、そこまで精度は高くないようですね…。

私も試したことがありますが、滑走路に向かって進入する気配が無かったり、恐ろしいスピードで降下していったりと、精度と再現度はいまいちな感じです。

オートパイロットの場合は滑走路の数マイルの地点までフライトして、アプローチの途中でオートパイロットを解除。

接地寸前の“リタード”の合図とともにスロットルをアイドルにすれば、上手く着陸できそうです。

まとめ

A320neoは、エアバスの開発・販売するナローボディの双発ジェット旅客機で、世界中のエアラインで使用されるベストセラー。

比較的目にする機会が多いためか、フライトシムの世界でも人気の機体で、デフォルトで収録されることが多いだけでなく、アドオンとしても多数のモデルがリリースされています。

MSFSに収録されている機体はモデリングこそ精密ですが、アビオニクス系のシステムの再現度はいまいち…。

とはいえ、限定的ながらオートパイロットの機能が実装され、割と細かく飛行ルートの設定ができるようになっているので、FSXのモデルに比べれば飛躍的にシステムの再現度は向上しています。

飛行特性の再現度がどれ程のものなのかは分かりませんが、デフォルトで収録されている旅客機やビジネスジェットの中では、割と操縦がしやすい部類の扱いやすい機体ですね。

機体の安定性が高いうえ、制御ロジックがプレイヤーの操縦を補助してくれるので、オートパイロットを使わなくても簡単に高度と進路を一定に維持することが出来ますし、旋回や上昇・降下では妙な癖もなく素直に動いてくれます。

フライトシム初心者から上級者まで幅広く楽しむことが出来る機体ではないでしょうか?

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