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航空機の基本

飛行訓練“航空機の基本”のブリーフィング画面 MSFSのコンテンツ

航空機の基本は、Microsoft Flight Simulator(MSFS)のに収録されるフライトトレーニング“基本的なハンドリング”に含まれているレッスンの一つです。

このレッスンでは操縦桿やスロットルを操作することで、機体のどの部分がどのように動くのかを確認していきます。

 

Table of Contents

航空機の基本のブリーフィング

飛行訓練“航空機の基本”のブリーフィング画面

今回のレッスン“航空機の基本”は

機体の主な操作と計器に慣れる

ことが目的となっています。

レッスン中のタスクは

  • ヨークでエルロンとエレベーターを操作する
  • ラダーペダルでラダーを操作し、地上でステアリングを行う
  • スロットルと回転計の確認
  • 対気速度計と高度計の確認

の4つ。

このレッスンではヨーク(操縦輪)を操作しながら、機体のどの部分が動くのかを確認していきます。

航空機の基本の訓練空域

前回に引き続き、アメリカはアリゾナ州にあるセドナ空港でレッスンが行われますが…。

今回も飛行することはなく、地上でのレッスンとなっています。

航空機の基本で使用する機体

今回もセスナ152を使ってレッスンを行います。

練習機や自家用機の定番“セスナ152”

航空機の基本のレッスン内容

前回と同じく、今回のレッスンも飛行機を地上に静止した状態で行われます。

墜落する心配はありませんし、時間制限も設定されていないので、納得のいくまでじっくりとレッスンを受けましょう!

ヨークでエルロンとエレベーターを操作する

まずは、コクピットの正面にあるヨークを操作して、主翼に取り付けられている“エルロン”と、水平尾翼に取り付けられている“エレベーター”を操作します。

エルロンの操作

“エルロン”というのは、一般的には飛行機の主翼の後端の外側に取り付けられている補助翼のことを言います↓

この“エルロン”の取り付け角度が変わると、主翼の断面形状が変化して揚力が変化しますが、エルロンは一般的に飛行機の上昇ではなく左右への旋回のために使用されます。

操縦桿を左右に傾ける、あるいはヨークを左右に回転させると↓

このように左右のエルロンが逆向きに差動して、飛行機はロール方向に回転します。

操縦桿を左に倒す、あるいはヨークを左に回転させた場合、左のエルロンは上向きに角度が付くため左主翼の揚力は減少し、反対に右のエルロンは下向きに動くので右主翼の揚力が上昇します。

すると、左右の揚力がアンバランスになり、飛行機は左向きに傾いていきます。

エレベーターの操作

“エレベーター”は飛行機の後ろに取り付けられている水平尾翼の後端にある可動式の翼面です↓

水平尾翼の後端に取り付けられたエレベーターの角度を変化させると、水平尾翼に発生する揚力が変化して、飛行機のピッチ方向の運動を制御します。

操縦桿を手前に引っ張った場合、エレベーターは下向きに角度を変えるため、水平尾翼に発生する揚力が増加↓

重心位置にあるピッチ軸を中心にして機種が持ち上げられます(ピッチアップ:機首上げ)。

反対に操縦桿を奥側に押し込むと、今度はエレベーターが上向きに角度を変えるため、水平尾翼には下向きの力が発生して、ピッチ軸を中心にして機首が下向きになります(ピッチダウン:機首下げ)。

ラダーペダルでラダーを操作し、地上でステアリングを行う

エルロンとエレベーターの次は、“ラダー”の操作に移ります。

ラダーとは英語で梯子を意味する単語ですが、飛行機の場合はラダーといえば垂直尾翼の後端に取り付けられている舵面のことを指します。

ラダーの操作

コクピットの下、足元にあるラダーペダルを押し込むことでラダーを操作します。

ラダーペダルを押し込むことで、垂直尾翼の後端に取り付けられた舵面が動き、飛行機のヨー方向の運動を制御します↓

左側のラダーペダルを押し込むと、ラダーは進行方向の左側に向き、水平尾翼には進行方向に対して右向きの力が加わって、飛行機は重心位置を中心にして左向きに機首を向けます↓

一見すると旋回と同じようなことをしているように見えますが、旋回とは全く異なる運動で、基本的にはラダーだけを使って飛行機を旋回させることはありません。

それではラダーはどのタイミングで使うのか?

飛行機は飛行中に風の影響を受けるので、風向きによっては旋回方向と逆向きに機首を向けてしまうことがあります。

そんな状態でも旋回できないことはありませんが、これでは旋回半径が大きくなってしまったり、旋回が不安定になってしまうため、エルロンとラダーを併用して、旋回方向と機種の向きを一致させる必要があるわけです。

また、MSFSの場合は、すべての飛行機がラダーペダルでステアリング操作も行っているので、駐機スポットから滑走路までの移動の際や、離着陸時の滑走の際にもラダーペダルを使用します。

ちなみに、ラダーペダルには押し込みだけでなく踏み込みの入力もあり、ペダルを踏みこむことでメインギア(主車輪)に装備されているブレーキ(ホイールブレーキ)を作動させることが出来ます。

ホイールブレーキは左右独立しているので、上手く左右を踏み変えてブレーキの効き具合を調整すれば、タキシング中に飛行機をカーブさせることも可能です。

スロットルと回転計の確認

操縦舵面についてのレクチャーの次は、コクピット内の計器の説明に移ります。

まずは飛行機のエンジンの出力を調整するためのスロットルレバーとエンジンの回転計から。

スロットルレバー

飛行機のスロットルには

  • レバー
  • スティック

の2種類があります。

出力調整の頻度が高く、微調整が必要な機種の場合はレバーを、反対に出力調整の頻度が低く、微調整がそれほど必要ではない機種の場合はスティックが使用される傾向があるようです。

レッスンで使用するセスナ152の場合は、出力調整の頻度が低く、微調整もそれほど必要ないことから、スティックタイプのスロットルが使用されています↓

スロットルの操作は

  • 押し込み:出力アップ
  • 引っ張り:出力ダウン

というのが一般的。

ちなみにこのタイプのスロットル、飛行機に地上電源を供給する発電機に使用されることも多いんですが、発電機のスロットルは、なぜかこれが逆になってることが多いんですよ…。

おかげでMSFSでスティックタイプのスロットルを見たときはかなり混乱しました…。

回転計(タコメーター)

回転計は車のインストパネルに取り付けられているタコメーターと同じように、エンジンの回転数を表示するための計器。

飛行機のタイプや、搭載しているエンジンの種類によって表示の仕方は異なりますが、セスナ152の場合は↓

車やバイクに搭載されているものとほぼ同じ、一分間のエンジンの実回転数を表示する、アナログ式のタコメーターが搭載されていますが、飛行機の場合は車と違って最大回転数はそれほど必要とされていないため、タコメーターの上限は3,500回転/分となっています。

文字盤にある緑のバンドは、飛行中の常用回転数を示すもの。

巡航速度で飛行する場合は、タコメーターの針が緑の範囲を示すようにエンジンをコントロールします。

文字盤の中央下よりにあるカウンターは、エンジンの運転時間を示すアワーメーターです。

対気速度計と高度計の確認

タコメーターを確認したら、今度は対気速度計と高度計を確認していきます。

対気速度計

車やバイクの速度計は、タイヤの回転数から速度を検知しすることが出来ますが、飛行機の場合は飛行中にタイヤが回転していないので、タイヤから速度を検出することが出来ません…。

プロペラの回転数から速度が検出できそうな気もしますが、残念ながらプロペラの回転数と飛行速度は一致しないので、プロペラから飛行速度を割り出すのも不可能!

それではではどうやって飛行速度を検出しているのか?

簡単に説明すると、飛行機にぶつかる空気の圧力を速度に変換して、これを飛行速度として表示しています。

対気速度計は“ノット(kt)”で表示されるのが一般的です。

1ノットは1時間に1海里 (1852 m) 進む速さを表す単位なので、日常生活でよく使用する速度の単位“キロメートル”との関係は

”1kt ≒ 1.85184km”

となります。

なぜキロメートル毎時ではなく、ノットという単位を使っているのかというと、航空業界では距離を表すのに“海里(ノーティカル・マイル)”という単位を使っているから。

距離の単位が海里なので、速度の単位もそれに合わせてノットにしていた方が色々と都合がいい訳です。

話がそれてしまいましたが、対気速度計にはエンジンの回転計と同じように文字盤に色が付けられています。

これは飛行中の制限速度を示すマーキングで

  • 白(細線):フラップ操作可能な範囲
  • 緑:フラップを格納した状態での飛行速度
  • 黄:起動制限範囲
  • 赤:運用限界

をそれぞれ意味しています。

ちなみに、飛行機が揚力を失う失速速度は、緑色の範囲の下限、セスナ152の場合は40ノットです。

細かい制限値まで覚える必要はありませんが、対気速度計の塗り分けの意味くらいは頭に入れておきましょう。

高度計

高度計はその名の通り、飛行機の飛行高度を表示するための計器。

飛行機の高度は国際的には“フィート”で表示されますが、ロシアをはじめとした東欧諸国や、ロシアの影響が強い国では“メートル”表示することがあり、そういった国で生産している飛行機の高度計はメートル表示されていることがあります。

色々なタイプの高度計がありますが、セスナ152のような小型機に搭載されている高度計は、気圧計を元にした“気圧高度計”と呼ばれるもので、フィート表示になっています。

高度計には時計のように3本の針がありますが、これは

  • 細い長針:10,000フィート単位
  • 太い短針:1,000フィート単位
  • 太い長針:100フィート単位

を示していて、上の画像の場合は“4,800フィート”を表しています。

気圧高度計はシンプルな構造で信頼性が高いため、ほとんどの飛行機のメインの高度計として使用されていますが、気圧が変わると表示される高度がずれてしまうのが弱点。

このため、パイロットが適時高度計の規整を行う必要があるんですが、この操作は高度計の左下にあるノブを回して行います。

が、飛行訓練で高度規制を行うことは無いので、“そんな機能があるんだな~”くらいに思ておいてもらえればOKです。

航空機の基本の評価

今回のレッスンも、前回と同様に教官の指示に従って操作をしていれば、誰でも満点を獲得することが出来ます。

誰でも苦も無く満点が取れますが、一応評価基準を見ておきましょう。

このレッスンの評価基準は

  • 操縦装置を確認する
  • 計器盤を確認する

の2項目。

航空機を扱う上での基本的な知識の習得と、簡単な操作が出来れば、レッスンはA評価となります。

航空機の基本の攻略法

このレッスンまでは、飛行機が地上に静止した状態で行われ、教官の指示に従って落ち着いて操作すればだれでもパーフェクトなスコアをたたき出せます。

むしろパーフェクト以外の結果を出す方が難しいかもしれません…。

どう転んでも満点が取れますし、時間制限も設けられていないので、ゆっくりじっくり落ち着いて、納得のいくまでレッスンを受けましょう。

ここで航空機を操縦するためのの基本的な知識を身に付けておかないと、次以降のフライトを伴うレッスンが大変になってきます。

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